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必見コラム「企業が生きる知恵」


  AI

投稿日 2018/06/05

無人化する店舗で売上はアップするのか?@シンガポール

~待たせない顧客満足が利益を生み出す仕組みとは?!

シンガポールで多業態を展開するNTUCが現在60店舗強のコンビニエンスストアを運営し、今回初めて自販機を軸にした無人店舗をナンヤン工科大学のキャンパスにオープン。
今大学構内の学生を対象に、便利さの検証を開始しています。

コンビニが無人店舗をオープンする理由は、
1・人手不足解消
2・夜半営業のサポート
3・低コストオペレーションの構築 ですが、
顧客にとってのメリットには何があるのでしょうか?

顧客がお店に望んでいるのは、
・欲しいモノがあり
それが
・いつ手元に届くのか です。

その上無人店舗での支払いが待たずに済むことで
ストレスフリーな支払い環境を醸成すれば、
顧客にとって無人店舗の利便性はメリットとなるでしょう。

シンガポールの無人店舗は
顧客が同店舗のアプリをダウンロードし、そのQRコードで入店、店内の自販機や陳列棚にある商品をカードなど様々な電子決済で瞬時に精算後、商品を持ち帰ることができます。

今後無人店舗がビジネスとして成り立つには無人店舗によって
・売り上げがアップする か
・オペレーションコストが削減される か
・不良在庫が軽減される が が不可欠です。

そのためには
無人店舗が
1・客数をアップできる か
2・坪効率をアップできる か 
3・店舗運営の人件費を圧縮できる か 
その仕組みを構築する必要がありそうです。

無人店舗の付加価値とは、
顧客を待たせないことでストレスフリーな環境を提供し、
無人店舗が好んで選ばれるようになり
そこで欲しい商品が欲しい時に欲しい場所に見つかることなのです。





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