「米国優秀企業のビジネスモデル」を分析し、「あなたの企業進化」を実現します。

なぜ、アメリカの優良企業は世界でダントツなのか?H&Hコンサルティングは、米国企業の”利益を生み出す仕組み”を解き明かす専門家として、あなたの企業を成功へと導きます。

必見コラム「企業が生きる知恵」


  DX

投稿日 2021/07/31

実店舗だけが生み出す”ここで”又買いたくなる仕組みとは?

~オンラインにはない!?買ったよかったと思ってもらえる演出はこれだ!!

オンラインの便利さは、ワンクリックで・早く・届くことです。
これはこれで非常に心地よい買い物体験なのですが、すぐ届くだけに買った体験が記憶に刻まれません!

今の消費者の多くがスマホで買い物をする経験を便利だと感じ、通勤時などの時間にスマホを見ながら買い物をするのですが、クリック、支払いというプロセスが瞬時に済み、帰宅したら商品が同じ日に届いていたりするわけです。

モノを買うには、いくつかのプロセスがあります。

1・情報に触れる

2・欲しいモノが見つかる

3・欲しいモノを同等又は代替するモノと比較する

4・買うか否かを決定する

5・購入する

1から5までのプロセス、全てがスマホで用が足ります。

では全てがオンラインで完結するので、顧客は満足するか?というと高価なモノだと何か足りないモノがあるようです。

それは買ったことで、ここで!買って!よかったという納得からくる満足にリンクする余韻です。

これまで欧米の流通業をつぶさに検証し、特にアメリカのオンラインを席捲するアマゾンを見ていくと、オフラインの雄、アマゾンでさえも実店舗を出店する施策を講じ、顧客の満足度を高めようと努力しています。

その理由は、両方がある会社(お店)でなければ売上がアップしないというデータがあるからです。

今後日本企業はGAFAと言われる企業の動きに左右され、これらと競合するのは必至です。

もし勝てる土俵があるとすれば、それは”ここで!買って!よかった!!!と感じてもらう売場演出(例:オストリッチの鞄を丁寧に修理し、大切なモノを長く使うよさを感じさせてくれる)にありそうです。<オンラインセミナーの事例解説から抜粋>


*高価なオストリッチを動画で長く使う味わいを訴求








▲PageTop