「米国優秀企業のビジネスモデル」を分析し、「あなたの企業進化」を実現します。

なぜ、アメリカの優良企業は世界でダントツなのか?H&Hコンサルティングは、米国企業の”利益を生み出す仕組み”を解き明かす専門家として、あなたの企業を成功へと導きます。

必見コラム「企業が生きる知恵」


  生き残り

投稿日 2014/07/22

勝ち残るではなく、生き残りが会社のビジネスモデルをつくった!!

~獺祭(だっさい)は<こだわり>で現場をシンプルに戦力化した!

「地元には販路がない。飛び出すか?」
窮地に追い込まれると会社にビジネスモデル(利益を生み出す仕組み)が見えてきます。

獺祭(だっさい)を世に生み出した旭酒造は、
もとは小規模な酒蔵で、過疎化で村人が減り、地元では販路が少なくなっていく現状では生き残れないため、
山口県全域を販売先として検討するのですが、県内には、県外からのナショナルブランド、県内の有力酒蔵と、ライバルが多数存在したため、当時同社のラインアップである普通酒では勝負できないことは明確でした。

同社は、この時、生き残りをかけて「味で勝負する酒」を
地元周辺地域ではなく、多くの人が集まる東京へ打って出ること<売れる仕組み(マーケティング)>で同時に利益を生み出す仕組み(ビジネスモデル)を見出します。

同社のビジネスモデル(利益を生み出す仕組み)とは次の3つ。

1・商品を一つ(純米大吟醸だけ)に絞り、

2・コストパフォーマンス(通常十年以上かける純米大吟醸だけの仕込み本数を一年で仕込む)

3・誰もが戦力化(こと純米大吟醸に関してはベテラン杜氏にも決して引けは取らない若者を多く育成)

売り商品<獺祭(だっさい)>を
売れる仕組み(マーケティング)<どこで、どのように売るか?>
にのせ、利益を生み出す仕組み(ビジネスモデル)<上記3つ>
を構築すれば、
どのような企業でも
生き残ることは可能なのです。





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